大内家とディズニー
527年前の今日、周防国(現在の山口県東南部)の守護大名・大内政弘が伊勢参宮の領民への餞別、参宮した領民からの土産を禁ずる。
その理由は『大内家壁書』に「人、礼節を専らとするに依り、神慮を軽んずべきか」とあり、餞別や土産のやりとりに神経が行ってしまっては大御神に参詣する意味が無いでしょ、ともっとらしく説明されていますが、要は奢侈禁止という事なのでしょう。餞別は銭ですが、それは道中の旅費や現地での土産購入費として消費されてしまう訳ですから、大名は領国内の銭貨が少なくなる、つまり外貨ならぬ「内貨準備高」が低くなるのは何としても防ぎたかったのだろうと思います。
この2年前にも大内家では振る舞いのメニューや食器についても細かい制約を設けていますから、銭の消費には相当神経質だったのでしょう。
それはそれとして、この伊勢参宮というイベントですが、よく知られているように時代が下った江戸期には庶民の一大娯楽となります。
伊勢講という積み立て金組織が作られ、旅行業者まで誕生して大いに流行しました。
なにか東京ディズニーリゾートに参詣?しスーベニアグッズなどに散財する現代の庶民、すなわち私たちを彷彿とさせますが、奇しくも今日は27年前に東京ディズニーランドが開業した日でもあります(少し強引でしたか)。
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