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2011年3月 5日 (土)

求む、平成のご意見番

372年前の今日(新暦で)、大久保忠教死去。数え80歳。

「天下のご意見番」として知られる彦左衛門忠教が亡くなったのが、寛永16年(1639)2月1日(旧暦)です。
忠教は徳川幕府の筆頭重臣だった大久保忠隣の叔父で、忠隣を失脚に追い込んだとされる本多正純がこの2年前に改易となるのをその目で確かめて冥土の土産とする事ができました。

彼はその著作『三河物語』の中で、「御譜代衆を集め置かせられ給うならば、日本国は打ち変わるとも、百万騎にて寄せ来るとも、御譜代衆(中略)上様の御先にて、錣を傾けてかかるならば、何かはためんかな」と書いています。
他国の新参衆などは知恵や武辺を売り物にして就職して来るが、いざとなるとわれさきに逃げてしまうもので、譜代の家来は日本がどんな状況になっても大敵にもひるまず将軍の前で突撃をする存在だ、と譜代の覚悟を披露し、「家康様は譜代の家来ひとりは一郡の領地より価値があると仰っていた」と涙ながらに語ったのです。

世の経営者には歴史好きが多いようですが、この彦左衛門さんのセリフを、まやかしの「合理化策」に頼ろうとする連中はどう思うのでしょうね。
派遣業者や外国への工場移転、利益分配忌避、それにTPPなどは、日本国の国力を弱め、「譜代」である日本国民を切り捨てる行為であり、いつか大変動が起こった際にそういう企業や国はもはや頼れる国民を失っている筈なのですが。

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コメント

毎日の更新、お疲れ様です。
少しは見習いたいものです。
今度爪の垢でも下さい。

最後の一節まったく賛成です。
いまの政治家や企業家は民や社員あってこそ国や会社が成り立っていることを知らないようですね。
このままでは日没する国になるのは目に見えていますなあ。

投稿: ダンダン | 2011年3月 5日 (土) 14時20分

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